洗剤を疑ってみる

おはようございます。

東京に雪が降る?と予報されていて「覚悟」はしていたのですが、起きてみるとそうではないようでした。ひとまず、安心しました。

最近背中が痒いと思っていて、「年かなぁ?」とか「老人性乾皮症のはじまりかな?」とか思っていたのです。冬は乾燥するので、バリア機能が弱った皮膚から水分が逃げていくのは当然のことです。しかし、よくよく考えてみたところ新生活を始めた時に洗剤が変わったのです。

現在、住んでいる家からコインランドリーは徒歩圏内にないため、仕方なく家で洗っている状態です。そして、知人おすすめの洗剤を試しに使っているところでした。同じ人間が同じ素材の服を着ているのですから、急に痒くなるのは何か原因があります。もちろん新生活によるストレス反応で同じ人間でも体質が変わったことがあります。明らかに変えたのは洗剤です。まずはここから見直してみることにします。

洗剤は痒みの原因となります。「洗剤残り」というのがあります。洗剤の成分は「界面活性剤」です。これは水と油の界面を活性化して溶けて混ざり合うためのものです。洗剤としてこの性質を使うと油汚れを溶かすことができます。しかし、これがわたしたちの皮膚についてしまうと脂質二重層でできている皮脂膜を溶かすことにつながります。つまり、皮膚のバリアが溶けてなくなるのです。こうすると、刺激を直に受けてしまうため、皮膚の炎症が起こり痒みを感じるようになります。

コインランドリーの洗剤はヤシの実より作られていて、皮膚に優しいものを使用しています。この洗剤は、アトピーの子でも大丈夫な洗剤を作ろうと開発されたものなのです。それが自動投入されますので、特別に買わなくても大丈夫です。コインランドリーに行けばいつでもその恩恵を受けることができます。