泥汚れは繊維の奥まで入る

こんにちは。

3月がいよいよ終わりますね。そして東京の桜はきれいに咲いています。この週末はみなさん桜を見ましたか?来週には散ってくるでしょうから、今がチャンスです。

暖かくなり外で遊ぶ機会が増えました。気付いたら子供の服が泥汚れになっていました。泥汚れは汗やカレーのような脂汚れとは違いますので、下洗いの方法には注意が必要です。砂と泥の違いは「粒子の大きさ」です。砂は大きく、泥は小さいのです。この泥が繊維の奥まで入り込んでしまったため、汚れとして残ってしまったのです。間違った方法により、さらに奥まで押し込んでしまうことは絶対に避けなくてはなりません。

泥は水にも油にも溶けないという性質があります。そのため、乾いた状態で叩きます。繊維にからまった泥の粒を物理的に取り出すのです。叩く時は歯ブラシを使うのも効果的です。

その後、固形石鹸で汚れの表面を擦ります。こうすることで、石鹸の成分と水分で、汚れをすべらせることができます。石鹸の泡が泥色になってきますので、すすぎます。そして、石鹸で擦ります。ここで、落ちていたら下洗いは終了です。落ちていない時は、酸素系漂白剤でつけ置きます。

下洗いが終わった後は、いつもの洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。コインランドリーを使うと繊維の奥まで水が届くので、きれいに仕上がります。なぜ繊維の奥まで水が届くのでしょうか?コインランドリーでは「活性水」で洗うからなのです。活性水とは水粒子を細かくしてさらにイオン化したものです。これを機械で作って使います。水粒子が細かいから、小さな隙間にも入り込めるのです。イオンの力で汚れを剥がします。電気の力で泥粒子を引き寄せるイメージです。だから、いつもの洗濯とは違ってスッキリとした仕上がりになるのです。

乾燥機を使うことで、繊維の奥に残っていた見えない泥粒子を叩きながら出します。そして、粒子は乾燥機のフィルターを通して回収されます。外に干さないので、新しい汚れをつけることはありません。入れた時よりきれいになってかえってきます。

新生活が始まり、子供の泥汚れも変わってきます。コインランドリーを利用して繊維の奥まで汚れを落としましょう。