乳酸菌飲料をこぼされた

おはようございます。

週末は親戚家族がやってきました。にぎやかな一日を過ごしましたが、かなりやんちゃなお子様はヤクルトを座椅子にぶちまけました。

水分は乾いたタオルですぐにふき取ったものの、座椅子はたちまちヤクルトの香りでいっぱいになりました。そしてどこかベタベタするのです。これが乳酸菌飲料の手ごわいところです。乳酸菌飲料は「乳酸菌」が入っているのですが、それとは別に甘みをつける目的で糖分が多数含まれています。まずは砂糖、そしてブドウ糖果糖液糖、さらに高果糖液糖です。

ブドウ糖果糖液糖や高果糖液糖というのは「異性化糖」と呼ばれているもので、甘味料として使われています。でんぷんそのものには甘味がないのですが、発酵してできるこうした糖液にはブドウ糖や果糖といったものが含まれます。そのブドウ糖と果糖の割合によって多い順に名前が付けられます。ブドウ糖が多いとブドウ糖果糖液糖ですし、果糖が多いと果糖ブドウ糖液糖、さらにほぼ果糖ですと高果糖液糖となります。これらの甘味料は砂糖と違い低温でも甘味が強いのが特徴です。そして、砂糖と違いスッキリとした甘味があります。

いずれにせよ「糖分」なので、水に溶けます。すぐに水洗いすれば全く問題ありません。しかし、時間を置くとこれらの糖分に吸い寄せられるものたちの影響があります。カビ、細菌、虫…ですね。虫のフンが転がっているのを見るのはかなり精神的にダメージがきます。

水洗いできるものはさっさと洗います。洗えない座面は洗剤を薄めた液で擦り、後は乾拭きをしておきます。座椅子のカバーのような大きいものはコインランドリーで洗うのが適しています。洗浄力が高い洗濯機で繊維の奥から洗えば乳酸菌飲料のみならず、今までほ蓄積ほこりも含めてスッキリしますよ。