セミがやってきます

こんにちは。

すっかり夏になりました。日中はもちろんなのですが、夜もセミの大合唱が聞こえるようになりました。

夜にセミが鳴く理由として、夜の気温が下がらないことがあります。都市部では夜でも明かりが灯っているため、セミにとっては昼間と勘違いしてしまうのだそうです。

まだセミにとってはシーズンインですから、ベランダやマンションの廊下にセミが転がっていることはありません。2週間ほどしたらそういう光景も出てくるのでしょう。みなさんはセミが洗濯物に止まっているのを見たことがありますか?わたしたちがくると「ジジ・・」と鳴いて逃げてしまうからあまり見たことがないということが多いと思います。わたしたちが見ていないだけで、セミは洗濯物に止まっています。

セミの食べ物は「樹液」であることはみなさんご存知かと思います。樹液は維管束に含まれる物質の他に特殊な分泌組織から分泌される樹脂、乳液などがあるそうです。そして樹液の成分として、アミノ酸、糖質、タンパク質を含んでいます。山間部ではたくさん樹液が出る樹がありますが、都市部ではなかなかそうはいきません。それでも都市部にセミがいるのはそれの替わりになるものがあるからなのです。街路樹にたくさんセミが止まっています。それこそ外に干してある洗濯物に止まっているのです。

外に干してある洗濯物はもちろん洗濯が完了しているものです。しかし、洗い残しがあってそれを頼りにセミがやってきます。干してある洗濯物は繊維があってセミにとっても止まりやすいものとなります。大量の洗濯物により適度な日陰が作られています。洗い残しに含まれる汗や皮脂などを目当てにセミがやってきています。

せっかくきれいにして外で干しているのですが、外で活動するセミに止まられてしまうのは、がっかりしてしまいます。セミ自身は街路樹など外で生活していますから、外の汚れをつけて回ることになるからです。そしてセミに洗濯物に残っている皮脂を吸われているわけです。

外に干せばすぐ乾くのですが、セミの到来に注意が必要です。

セミの到来を防ぐ方法として乾燥機の利用があります。乾燥機内にセミがいないことを確認してしまえば、ロックがかかりますから決して入りこむことはありません。コインランドリーの乾燥機を利用すれば30~40分程度で乾かすことができます。

コインランドリーを上手に活用しながら、セミの到来を防いでいきましょう。