コインランドリーでの羽毛布団の洗い方

おはようございます。

それでは今回はコインランドリーでの羽毛布団の洗い方について紹介します。

まずは羽毛布団の洗濯表示を確認してください。水洗いができないものがあります。羽毛自体はよくてもそれをくるむ素材がシルクだと洗えません。手洗いや洗濯機の表示があれば水洗いが可能です。

穴が開いていないかを確認してください。穴が開いているものは羽毛が漏れ出します。

キルティング加工をされているかを確認してください。キルティング加工とは縫い目がありその縫い目ごとに羽毛を詰めてあるものを言います。これにより羽毛を均等に配置することができます。この加工がないものは洗濯の時に片方に寄ってしまうので不向きです。

洗濯機の容量に対して9割埋まるように入れるのがポイントです。9kgで1枚、27kgで3枚が目安です。コインランドリーで使っている洗剤はもともと有機成分を使いやさしく洗えるものなので新たに洗剤を用意しなくても大丈夫です。布団は縦半分に折ったのち、端からくるくると巻いてから洗濯機に入れます。こうすることで羽毛の偏りを防ぎつつ洗い残しを防ぐことができます。そして、スタートです。

洗い終わった後は乾燥機に入れます。その前に空気を入れ込むために折り直します。今度は縦に2回折って扉状にします。その後は乾燥機の大きさに合わせて折りたたみます。乾燥機の容量に対して3割が埋まるように入れるのがポイントです。乾燥機用のシート状柔軟剤を入れるとさらに仕上がりがよくなります。10分後、20分後、30分後に取り出して空気を入れ込むために折り直します。折るときに乾いていない場所を表面に持ってくるようにします。そうすると乾き残しがなくふんわりと乾燥できます。計60分の乾燥が終わった後、取り出します。この暖かさがたまらないです。

家に持って帰った後はすぐ風通しの良いところに干して熱と湿度を逃がします。

乾燥の工程が多いのですが、それをやればふっかふかの羽毛布団が蘇ります。洗ったその日に使えるというのはコインランドリーを使ったからこそできる技です。