スニーカーランドリーを知らない世界

おはようございます。

わたしはまだ実家におります。その間に兄もやってきました。兄の家において奥さんは家事をしません。というかできません。できなくても結婚できます。一方、兄は兄で家事も仕事もやりますがそのストレスを奥さんは丸ごと受け止めます。自分が言える立場かはおいておいて、よくできた夫婦だと思います。

そんな家事が日課の兄は夏休みの靴洗いをやったそうです。残念なことに兄が住んでいる地域にはスニーカーランドリーがありません。そのためこのランドリーの良さを話したところで何も解決にならないのです。この夏休みの靴洗いの話はとても長く、聞いているわたしの方が疲れてしまいました。話が長かったということと、聞いているわたしが疲れたということは覚えているのですが、実際どんな話だったかはほとんど覚えていません。たわしでゴシゴシした・・・泡を立てるんだよ・・・とかそんな話だったと思います。話が長くなるくらい大変な作業であることには違いありません。夏休みのいいところは水の温度が高いというところでしょうか。蛇口から頼んでもないお湯が出てきますから。「ぬるま湯」は水分子そのものがよく動くので、繊維の隅々まで水分子がいきわたりやすくなるのです。それとともに洗剤をしっかり溶かすことができるので、洗浄力がさらに高まります。

このブログを読むようなあなたはもちろんご存知かと思いますが、スニーカーランドリーのある世界は「簡単」です。大人の靴を2足洗濯機に入れる。この時靴ひもは固く結んでおく。コインを入れてスタートを押し、しばし待つ。これで持ちかえって家のベランダで干してもいいですがすぐに乾くわけではありません。上段にある乾燥機に入れれば間違いなく「当日」に乾かすことができます。面倒な「ゴシゴシ」は洗濯機のブラシが自動的にやってくれますから。

スニーカーランドリーを知ってしまったので、話を聞きながら知らない世界には戻れないなあと実感するのでした。