羽毛布団が臭う?

おはようございます。

台風が去ったと思ったら、急激に寒くなりましたね。

しまっていた羽毛布団を取り出した方も多いのではないでしょうか?わたしの家では主人が羽毛布団、わたしが綿布団を使っています。主人は軽くて暖かい羽毛布団が好きで、わたしは重くて暖かい綿布団が好きなのです。昨年あまりにも主人の羽毛布団が臭いので、リフォームに出しました。羽毛布団そのものが臭うのか?主人の体臭がついて臭うのか?その当時はよくわかっていませんでした。ただ、臭うから思い切ってリフォームに出しました。

羽毛布団が臭う原因として、購入前からすでに臭う場合と、購入後の管理が不十分により臭う場合があるそうです。悪い羽毛を使った布団は既に購入前から臭ってしまいます。これについては買う前に品質やラベルを確認しておくようにします。

購入後の管理が不十分になると細菌が増えてしまい、それが臭いのもととなります。夏場の高温多湿の環境は特に細菌が繁殖してしまいます。しまう時に購入時のビニールに入れておくとそれが加速してしまうので、風呂敷のように風を通す素材に入れて保管をしておくのがよいです。そうは言ってももうやってしまったから、今さら遅いのですが。

だからこそ保管中に増えてしまった細菌を洗い流しておきたいものです。これから使いたいのにクリーニングに出したら時間がかかってしまいますよね。だから1日で終える必要があります。コインランドリーを活用すれば1日でしかもクリーニングに出すより早くできるのです。コインランドリーの洗濯機は羽毛布団のように大きいものでも余裕で入ります。洗剤は自動投入されるもので大丈夫?基本的に水の力で洗い、洗剤は「補助的」に使うのでそもそも量は多くありません。さらに洗剤自体は羽毛でも大丈夫な成分を使っています。洗濯機に入れて硬貨を入れてスタートを押すだけです。

そして大事なのは乾燥です。ここで失敗すると仕上がりに差が出てきます。

羽毛布団は膨らみますので、洗濯後の小ささで油断せず1枚1台とゆとりを持って使います。真ん中の部分が乾きにくいので真ん中の部分が表面にくるように折ってから入れます。30分一気に回したのち一度取り出して空気を入れ込むように折り直します。そして10分回しまた取り出して折り直します。それをあと2回やります。そうすることで中までしっかり空気が入ります。計60分の乾燥となります。

高温の熱風を使うことで短時間で乾燥をすることが可能となります。細菌にとって増えるのにちょうどいい温度があるのですが、その時間を短くすることで菌が増えるのを抑えることができます。また、風の力で付着していた菌を吹き飛ばすことができます。

一度洗い流しておけば、この冬は安心して羽毛布団を使うことができます。臭いが気になる方は試してみるとよいです。