司法統計離婚の動機から読み解く

離婚する、つまり鏡を変えるのはどうしてなのでしょうか。

平成28年度の司法統計から、離婚動機の順位は、

夫からが、1.性格が合わない、2.精神的に虐待する、

3.家族親族と折り合いが悪い、4.異性関係、

5.性的不調和、6.浪費する、7.同居に応じない、

8.暴力をふるう、9.家族を捨てて顧みない、10.病気です。

妻からは、1.性格が合わない、2.生活費を渡さない、

3.精神的に虐待する、4.暴力をふるう、5.異性関係、

6.浪費する、7.家庭を捨てて顧みない、8.性的不調和、

9.家族親族と折り合いが悪い、10.酒を飲みすぎるの順です。

 

これからわかることは、

どちらからも自分勝手でコミュニケーションが殆どとれていないことがわかります。

しかし、本当にわかり合えない、

認め合えない二人だったのかというと、そうではないケースが多いと思うのです。

男女の違いを知ること、自分を知ること、

そしてコミュニケーションの仕方を体得することで、

性格が合わない、精神的に虐待する、性的不調和など、

多くの離婚は防げるのではないかと思います。

中には、危険な状態ということもあるでしょうから、

場合によっては警察や役所、弁護士さんへの相談となる事もあるでしょう。

 

仮に異性関係の場合、浮氣するパートナーを選んだのはあなたです。

パートナーの元来の性分かもしれませんし、

もしかしたらセックスレスから浮氣へ走った可能性もあります。

離婚が悪いわけではありません。

しかし、人間を成長させるものは結婚と仕事です。

仕事は他の人に認められて成り立つものです。

結婚はお互いに認め合い成り立つものです。

誰と結婚しても同じ悩みは起きるのです。

夫婦がうまく行かない時は、その原因を自分の内に探すのです。

自分が学んで成長すると悩みも解決するのです。

悩みの解決、つまり課題の克服です。

現状は自分が作っていることに氣づくのです。

パートナーの言動を変えるためには

自分がどうしたらいいのか考えて自分の言動を変えてみるのです。

自分が聞きたいこと、見たいもの、感じたいものを五感で味わうためには、

自分の言動がパートナーにどう作用して、反作用として自分に反って来るのか試すのです。

 

自分がその課題を克服すると自分のステージが変わります。

成長し自立した新しい自分が夫婦関係の再構築か離婚かを自信をもって自由に選択できるようになるのです。

課題をクリアーしないで離婚すると、新しいパートナーとまた同じ問題が湧き上がる可能性が高いのです。

鏡を変える前に課題を克服するのです。

すると、新しい自分のステージに合ったパートナーとよりよい関係性を築いていくことができるようになるのです。

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