共生農場
私たちという視点を育て共有する「お手玉4つのステップ」
支配欲が強い人たちが相手に暴言や酷い態度や暴力をするのは、
相手のことがムカつくということでは無く、
相手を支配することが一番の目的です。
自分に自信がないから支配して優越感情を得て安心したい、
自分が1番、支配されたくないから支配する、
パートナーを自分の所有物として扱うなど、
相手をコントロールすること、優越感情が目的なのです。
それをかわすには、和して同せず。
相手の思いに共感しても言いなりにはならないのです。
具体的には次の「お手玉4つのステップ」でコミュニケーションします。
「お手玉4つのステップ」は、
1.言い返したくなることでも一旦受け取り感謝します。
これで相手は、あなたから認められたと思い親密さを感じるのです。
例えば何か命令された時でも、
「いつもいろいろ考えてくれてありがとう」と相手の思いは認めて感謝します。
2.次にあなたが本当に求めているものや状態を具体的にIメッセージで伝えます。
自分の思いを伝える伝え方です。
「この○○は、□□した方が、私はおさまりがいいと思う。
□□した方が私の氣分も上がって、ととても嬉しいな」
と自分の希望を思いで伝えます。
その他、「私は○○よりは、◇◇した方がとても好きなんだ。
今度から二人で相談し決めると嬉しい」とか、
「私は、命令されて、奴隷のように扱われるのが嫌だった(苦しかった)。
今度から、私の話も聞いてくれたら、嬉しい」とか、
「○○してくれなくて、悲しかった。
今度から、こうしてくれたら助かる」という言い回し、Iメッセージで伝えます。
ここで相手がモラハラ度合いを上げて、
威嚇したり、脅してきたり、することもあり得ます。
将来第三者に相談する時のために録音しておきましょう。
3.相手に、期待していることを伝えます。
「話を聞いてもらえると、あなたに愛されていると感じてとても幸せ。今日はありがとう」とか、
「あなたと会話ができて嬉しかった。また会話ができるのが楽しみ」
と言う感じです。
4.次にあなたの希望をかなえてくれたら、めちゃくちゃ褒めます。
感謝の氣持ちを最大限に伝えます。
「話を聞いてくれて嬉しい。ありがとう」ハグ&キスとか、
「ありがとう。○○君。助かるよー」と言う感じです。
モヤモヤを感じても先に感謝をし、相手に親密さを感じさせます。
次にあなたが求めている状態を具体的にIメッセージで伝えます。
相手に期待していることを伝えます。
そして、あなたの願いをかなえてくれたら、大げさに喜び感謝をします。
これを繰り返すことで、
相手はあなたがどうやると喜ぶのかを知ることになるのです。
次に支配欲の強い人の主な4パターンとその対応は次の通りです。
1.自分のルールを押し付ける。視野が狭い、相手や出来事を決めつけ相手の気持ちを考えない、自分はしないけどパートナーには求めるダブルスタンダード、相手の思いやりにアグラをかき感謝もない。このようなパートナーを変えようとする必要はありません。
あなたがすることは、あなたの理想の夫婦像を明確にし、あなたの人生観も明確にして、それとずれているパートナーの言動は受け入れないのです。自分ができることは自分の言動や感情に責任を持つことであり、パートナーの言動や感情の責任はパートナーが持つものです。他人を強制的に変えたり何か言わせたり行動をとらせることはできません。仮にそれをしたりされた場合は、対等な関係ではなく主従関係ということになります。あなたが専業主婦であったとしても、家計に1円も入れてなかったとしても、あなたは自由で自立できるのです。自立とは、自ら笑顔でご機嫌でいて他人に感情を支配されないことを言います。自分がご機嫌でいる笑顔でいる、つまり相手にご機嫌や笑顔を分けて与えているのです。これをしてもらって当然と思っていると相手に感謝できないのです。また、「お手玉4つのステップ」で教育して育てていきます。
2.負けず嫌い。自分の意見に固執する。
こういうパートナーへも1.と同じで「お手玉4つのステップ」で教育して育てていきます。
3.言葉や態度でキレる。
パートナーがキレて怒って威嚇してきも、
あなたが受け取らなかったら、全てパートナーに返っていきます。
暴力まで行ったらそれはパートナーの白旗です。
別れてもいいと思います。
相手がどんだけ怒っていても理由が相手の自分勝手なことであれば、
その思いは認めますが、受け入れず謝りません。
理不尽な怒りや威嚇は、毅然とした態度でかわし続けるのです。
なんなら謝らずバグしてあげるのです。
4.束縛する。これは、コントロール感を得たい、
優越感情を得たい人だけではなく、
似ているけど違うパターンの可能性もあります。
一人では寂しいから独占したい、自分だけを好きでいて欲しいという嫉妬心、
過去に浮氣をされたことがありパートナーを信じ切れずマメな連絡や行動を知りたがるケースです。
これは優越感情を得たいからではなく、
パートナーとの繋がりを感じたい、愛されていることを確認したいという目的です。
このケースでは、携帯の中までチェックしたがる人もいます。
この場合は、可能な範囲でマメな連絡をしてあげたり、
スキンシップを多めにすることで安心感を与えてあげます。
セックスで支配的や被支配的な役割を楽しむことは一時的なものです。
夫婦関係に限らず人間関係は本来対等なものです。
主従関係ではありません。
子供であっても親の所有物ではありません。
勤務先での主従関係は、あくまでも仕事上の役割であり、
人間としての上下関係ではありません。
私vsあなたでは対立が続きます。
私達、うちら、の問題として二人で思いを共有するのです。
すぐに結論を出さなくていいのです。
お互いにモヤモヤや愚痴を本音で伝え合い、
お互いの思いは認め合うところから始めるのです。
夫に「誰のおかげで飯を食えているんだ」と言われたら、
「私」と答えたくなる時ってありますよね。
でも本当は、「私たち二人で力を合わせているから、そのおかげでご飯が食べられていると思っています」ですよね。
夫婦で力を合わせているから二人の生活が成り立つのです。
夫婦の問題は、私たちの問題として話をするのです。
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