共生農場
相手の脳に正しく伝える話法
男性は、これくらいわかるだろう、と女性が思うことでも、わかっていないことが多いのです。
男性とは、競い張り合うのではなく、育てて使うと、いい関係を築けるのです。
ここで、肯定系の言葉も併せて使い、男性に伝えると、より効果的です。
なぜ、肯定系の言葉を使うといいのか。それは、脳が否定形を理解できないからです。
部屋の中で、『黒いものを見ないでください』と言われたとき、黒い物を見ますよね。
『今、犬を想像しないでください』と言われたら、まずは犬を思い浮かべますよね。
子供に「走らないで」と言っても言われた子供の頭の中では、まず走ることを考えます。
次にそれはダメと認識します。よくあるのは、
まず走ることを思い浮かべてしまうので、言われても走り続けるということです。
これを肯定系でいいかえると、『歩いて』『ゆっくりね』とか
『止まって』ということになります。
お子さんがいる方は、今度お試しください。
男性に対しても、いろいろと使えます。
例えば、靴下をリビングで脱ぎ捨てる夫に、脱ぎっぱなしにしないで、
と否定形で言っても、夫の頭の中では、まず脱ぎっぱなし、ということを思い浮かべます。
これではなかなか、変わりません。
こういう場合は、脱いだ靴下は、洗面所のかごに入れて。
と肯定系の言い方にします。
これをIメッセージで伝えると、
「あなたが、リビングに靴下を脱ぎっぱなして、私は悲しかった」
「私が綺麗に掃除したところへ、靴下が脱ぎ捨てられるのはイヤなんだ」
「今度から洗面所のかごの中に入れてくれたら助かる」
「あなたが靴下を洗面所のかごの中に入れてくれたら嬉しい」
「いつもありがとう。軽くチュ」。
そして、次に、夫が靴下を洗面所のかごに入れたら、
すぐに、「かごに入れてくれてありがとう。嬉しい」とギュッとハグをしてください。
これは、氣が付いたらすぐにしてあげてください。
洗面所のかごに靴下を入れる行為と、
妻からの愛情表現が結びつくためには、その場ですぐがいいのです。
時において近いところ、場所においても近いところがいいのです。
こうして夫を育てていくのです。
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