薬剤師すみこの玄米生活
硬く炊けるのではないか?という恐怖

おはようございます。
先日、新米の「ふさおとめ」を炊いてみたのですが、いつも以上に緩く感じてしまいました。それもそのはず、新米は水分が多いからです。玄米ならなおのことです。守られている部分が多いからこそ、自分が思っている以上に水分が抜けてないということがわかりました。
新米の場合はポイントをおさえて、よりおいしく食べたいですよね。
1 浸水時間は短めでOK:新米の玄米は水分を多く含んでいるので、通常の玄米よりも浸水時間を短く設定します。一般的には1~3時間程度が目安とされています。冬場は少し長めに、夏場は短めでOKです。
2 水加減は少し少なめでOK:新米は水分が多いため、炊飯時の水量は通常の玄米より少し少なめにします。自分で体験した感覚でいうと、いつもの線のギリギリ下あたりがよさそうです。また、10%少なめにすると炊きムラが減るとされています。ここは「硬く仕上がる恐怖」との戦いといえます。
3 炊き上がり後の蒸らしをしっかりとする:炊けたらすぐに蓋を開けず、10~15分ほど蒸らすと玄米のうまみが増し、もちもち感がアップします。
同じようなお弁当の写真なのですが・・・毎日のことなのでワンパターンになってしまいます。それでも玄米という「主食」があるからこそ、おかずが同じようなものでも栄養のバランスが自然と取れています。主食自体で糖質、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル分とまるごといただくことができます。日々の生活で忙しくしていても、効率よく作れて、効率よく栄養補給ができるお弁当といえます。
お弁当にすると当然のことながら炊き立てよりはごはんが硬くなります。玄米だから硬いというよりは、白米時代も同じように硬かったよねという感じなのです。「ふさおとめ」は冷めてもおいしいとされる品種です。また、おかずと組み合わせて食べるとその良さが引き立ちます。