ふさおとめを初体験

おはようございます。

みなさんは「ふさおとめ」という品種のお米を食べたことがありますか?こちらは千葉県で開発された早生品種の水稲で、房総半島の「ふさ」と白くふっくらした炊き上がりをイメージした「乙女」から名付けられました。かれんで愛されるお米というのが伝わってきます。

千葉県では大河川である利根川の下流に当たる地域になるため、秋の台風シーズンが始まってしまうと洪水が多発してしまい、せっかく育てた稲が倒れてダメになってしまうという被害があった地域です。そのため、台風シーズンがくる前に収穫できる早生の品種であることが求められてきた、という経緯があります。

そのおかげで9月にしてすでに今年の新米をいただくことができています。近所のスーパーでも令和6年度産の国産ブレンド米と、令和7年度産の「ふさおとめ」が陳列されておりました。「令和の米騒動」の時はこの国産ブレンド米があるだけでも本当に助かっておりまして、店頭に並ぶたびにストックをしていたものです。そして今は早生品種であるふさおとめがあるおかげで、ブランド米を食べる機会が復活できました。

このふさおとめという品種の特徴としては粒が大きく、つやがあり、粘りは控えめであっさりとした味わいです。冷めてもおいしいという性質があります。もちもちとした食感で強い甘みがあるのが好みの方には不向きかもしれません。あっさりとした味わいだからこそ、様々な料理との相性がよくカレーや丼ものと合わせるとちょうどよいとされています。

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初めての品種で新米ということもあり、水加減を失敗したかなと思いました。思っていた以上に緩い感じのご飯が炊けてしまいました。

お弁当にすると緩い感じはあまり感じなく、おかずとの相性も良くおいしくいただくことができました。冷めた状態でもおいしいのは弁当族にとってありがたいことです。