クロロフィルをご飯でいただく

おはようございます。

朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。こういう時は風邪をもらいやすくなるので日頃の体調管理の精度を高めておく必要があります。今回取り上げるテーマは「クロロフィル」です。ガムで有名な「クロレッツ」はこのクロロフィルから名付けられた商品です。息をきれいにする目的でガムに配合されています。

クロロフィルは植物の緑色の色素成分になります。これがあるから光のエネルギーを吸収して、光合成をすることができます。この色素なのですが、わたしたちにとっても有用な成分です。

クロロフィルの主な効果は次の通りです。

1 解毒作用:クロロフィルは体内の有害物質や重金属(カドミウムや鉛など)を吸着し、排泄する働きがあります。いわゆる「デトックス」といわれる効果がこれにあたります。

2 抗酸化作用:クロロフィルは活性酸素から細胞を保護することができます。細胞が傷つくことで生じる老化現象や病気へのリスクを下げます。

3 免疫機能の改善:クロロフィルあ免疫系を強化し、感染症や病気に対する抵抗力を高める効果があります。

4 血液の健康:クロロフィルは血液中のヘモグロビンと似た構造を持っています。そのため造血作用があるとされています。貧血の予防や改善に役立ちます。

古代米の一つである「緑米」(みどりまい)はその名の通り緑色をしています。この緑色の色素はクロロフィルです。お米を食べているだけでクロロフィルを合わせて取ることができてしまいます。緑米自体に食物繊維が豊富に含まれていますから、お通じも快調です。白米1合に対して緑米を大さじ1杯入れるのがちょうどいいとされています。実際、その通りでちょうどよいいおいしさで食べることができました。

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